当協会は、入院患者様が視聴されるテレビを中心とした病院テレビシステムを手掛ける企業で構成される業界団体です。
会員企業が展開する病院テレビシステムは、入院患者様にテレビを通して娯楽や外部情報を提供することで患者様の精神的安定に寄与する等、入院生活には欠かせないアメニティーサービスになっています。社会的にも意義のあるエッセンシャルビジネスとも言えるのではないでしょうか。 平成21年(2009年)の設立以来、徐々に増えてまいりました会員数は、現在約40社となり、全国の国公立病院をはじめ多くの病院で、当協会会員企業の病院テレビシステムが導入されています。
一方、人口減少や国の施策に伴う病床数の削減・入院日数の短期化、また急速な技術発展やライフスタイルの多様化等、業界を取り巻く環境は日々変化しており、我々が対応すべき課題も協会設立当初とは大きく変わってきました。 さらに近年、インターネットを介した放送の同時配信を契機として、視聴デバイスや受信料体系そのものが見直されようとしており、業界を取り巻く環境は大きな転換期にきているといえます。
このような状況のもと、病院テレビシステム運営協会は、会員企業へのサービス提供や業界の健全な発展のための活動だけでなく、社会貢献も使命のひとつとして、活動してまいります。皆様方のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。
代表理事(会長) 山 口 正 和